10月13日(日)に東京大学農学部で市民公開講座を実施します。
市民公開講座
顧みられない熱帯病(NTDs)の対策・制圧において
人文学は何ができるか?
2024年10月13日、東京大学農学部(弥生キャンパス)
2024年10月12日~13日に、東京大学において、第83回日本寄生虫学会東日本支部大会・第75回日本衛生動物学会東日本支部大会合同大会が開催されます。大会2日目の10月13日の15:30~17:30には、「顧みられない熱帯病(NTDs)の対策・制圧において人文学は何ができるか?」と題した市民公開講座を開催します。参加費は無料で、どなたでもご参加になれます。ふるってご参加ください。
日時:2024年10月13日 15時30分〜17時30分
会場:東京大学農学部(弥生キャンパス:文京区弥生1-1-1)1号館8番講義室
東京メトロ南北線東大前駅下車。
1番出口を出て左すぐ、農正門を入って直進して右(当日案内看板あり)
主催:サントリー文化財団研究助成「学問の未来を拓く」研究グループ
共催:感染症アーカイヴズ・目黒寄生虫館
趣旨:私たちはNTDs対策・制圧における人文学、とりわけ歴史学が果たす役割を明らかにし、その必要性を訴えます。NTDsに苦しむ国や地域の政治、経済、歴史、文化を研究し、これまでの国際医療協力や日本における寄生虫病制圧史を人文学、感染症学(寄生虫学)、国際保健学を統合して解析することで、たくさんの要素が有機的に結びついたNTDs対策・制圧を提案します。
講演者と講演タイトル
宮本和子 先生(山梨大学大学院 総合研究部 教授)
「人々の力でタイ肝吸虫症予防を目指す」
佐々美保 先生(東京大学大学院 医学系研究科 特任研究員)
「顧みられない熱帯病の制圧に向けて:文化的理解と共感の視点から」
浜田明範 先生(東京大学大学院 総合文化研究科 准教授)
「記録をつけること、テンポをあわせること:
ガーナ南部における河川盲目症撲滅プログラムから見えること」
平林史子 先生(特定非営利活動法人 DNDi Japan 理事)
「顧みられない熱帯病のための新薬開発:研究室から患者のもとへ、そしてその先へ」
お問い合わせ
目黒寄生虫館 倉持利明
TEL: 03-3716-7144
または目黒寄生虫館公式サイトのお問い合わせフォームからお願いします。
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