「寄生虫の巧妙な侵入戦略!」
期間:2009年4月29日~9月27日
ほとんどの寄生虫は宿主の体の中でどんどん増えて行くことはできません。卵あるいは幼虫の形で一度体内を離れて一定の発育を遂げた上で、本来成虫が寄生する宿主(終宿主)に入らないと成虫にはなれないのです。多くの寄生虫は口から、すなわち食べられることによって体の中に侵入し、そのためにはいろいろな工夫と努力が必要です。
2009年の特別展示ではイモムシのふりをして鳥に食べてもらう吸虫(ロイコクロリジウム)のあざやかなテクニックを動画を使って紹介しました。